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問題用紙が配られ、試験開始を待つ受験生たち=2025年1月18日、秋田市、滝沢隆史撮影

 大学入学共通テストが18日、全国で始まり、秋田県内では秋田大手形キャンパスや県立大秋田キャンパスなど秋田、横手、大館3市の計5会場で試験があった。

 今回は2022年度からの新学習指導要領に対応した初のテストで、新教科「情報」が加わった。「地理歴史・公民」で科目が再編されるなど変更点が多い。県内からは昨年よりも97人少ない2911人が出願した。

 初日は地理歴史・公民、国語、外国語の試験を実施。1694人が志願した秋田大の試験会場では、受験生たちが緊張した面持ちで試験開始の合図を待った。

 周辺でクマの出没が相次いでいる県立大の試験会場では、早朝に構内で爆竹を鳴らすなどの対応をとったほか、県警もパトカーによる警戒を強化した。19日は理科と数学、情報の試験がある。

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